保利沢川ダム
       
 
 
 
 
 
  名前: ほりさわがわダム  
  場所: 山梨県南巨摩郡早川町新倉  
←HOME 河川: 富士川水系保利沢川  
  型式: 重力式コンクリート  
  堤高: 17.3m  
  堤頂長: 41.8m  
  堤体積: 千m3  
ダム事業者: 東京電力(株)  
本体施工者: 間組  
着手/竣工: 1924/1928  
       
  ダム湖:    
湛水面積: ha  
総貯水容量: 6千m3  
有効貯水容量: 6千m3  
     
  訪問日: 2009/8/14    
 
  静岡県の大井川にある田代調整池第二ダムから取水した水を、この保利沢川ダムで中継し、  
  田代川第二発電所、そして早川のそばにある田代川第一発電所へ送水します。  
  このように、山を導水隧道で越える大規模な流域変更は珍しいのではないでしょうか。  
     
  昔は「保利沢ダム」という名前だったようですが、このダムも途中で「川」がくっついて、  
  保利沢川ダムとなったようです。でも、堤頂部の看板は古いまま変更されていませんでした。  
  今回の旅のメインどころでありましたこのダムは、登山道を約2時間半登っていかねば到達できません。  
  ネット上の情報も登山で道を間違えて行ってしまった人はいても、  
  ダムを見るためだけに行った人の情報は、あまりみつけることが出来ませんでした。  
  こんな山奥にコンクリートダムがあることが本当に不思議でなりません。  
  資材を担いで、登りに2時間下りに1時間かけても、夏場で3往復がMAX。  
  冬場は2往復以上は日照時間の関係で、不可能でしょう。  
  そんな保利沢川ダムに関する設備を、まずは下流側から順におってみましょう。  
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
  田代川第一水力発電所へ水を送る堰堤  
  (田代川第二水力発電所のすぐそばにあります)  
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
まずは早川沿いにある田代川第一水力発電所   堰堤から沈砂池へと流れる  
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
そして、早川から約30分歩くところにある田代川第二水力発電所  
ここから約2時間歩いて、保利沢川ダムを目指します。  
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
途中の砂防工事の様子   まだここから盛り立てるみたいです  
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
保全階段は8番からスタート    
   
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
こういう写真は黒部ダムへ向かう日電歩道のようです  
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
最後は73番だったかも 帰路にて確認   伝付峠との分かれ道にある東電小屋  
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
そして保利沢川ダム   堤体横の見張所 水位18mmと表示されています  
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
堤体脇からかなりこぼれています 静岡からの水   ローラーすらない縦型ゲート  
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
かなり急角度な堤体です   若干の流入はあるが、池はほぼ無い  
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
堤体へ集水設備のようですが   堤頂部全景  
静岡側からの受入設備のようです  
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
堤頂部   堤体直下